ゴーベアフット(GO BAREFOOT)
GO BAREFOOT『パラダイスでは裸足になろう!』
【カリフォルニアで作られたハワイアンシャツ】
ハワイはもちろん、カリフォルニアなど西海岸を中心にメインランド(アメリカ本土)でも非常に人気のあるブランドのひとつ。ハワイで生まれ育ったクラレンス・ハラ氏は、’54年にカリフォルニアに移り住み、’57年にフジ・インポート社を設立した。米国本土で最初にハワイアンシャツの販売を始めたメーカーだが、当時は日本で作られたシャツをハワイ経由でカリフォルニアに輸入していた。この時に扱っていたブランドが、パリ・ハワイアン・スタイルとカイマナ・ハワイアン・スタイルである。そして、ハワイアンシャツの輸入販売を行っていたハラ氏は需要拡大にともない自らハワイアンシャツを作りはじめたのが1960年のこと。当初は、ハラ氏の友人が経営するバー「ゴー・ベアフット・イン・パラダイス(Go Barefoot in Paradise)」の名前をブランド名に頂戴したといわれている。のちに社名をミスター・ハワイとし、若者が覚えやすいようにとブランド名を『ゴー・ベアフット』と改め、以後シャツはすべてカリフォルニアで作るようになったのだ。ただ、工程管理のリスクを減らすため自社工場は持たず、委託生産していた。日本での知名度は少し低いかもしれないが、アメリカ本土で50年以上の歴史がある老舗ブランドということもあり、カリフォルニアのサーファーを中心に非常に人気の高いハワイアンシャツ(アメリカ本土での通称はトロピカルスポーツウエア)といえる。このブランドの一番の特徴は、シャツのディテール(形状)とデザイン&カラーのラインナップが非常に多いことである。開襟、ボタンダウン、プルオーバー(被りタイプ)、ノーマルカラータイプ、リバースプリント(裏地使い)、ヴィンテージタイプ、etc…。柄だけでも年間85柄程度を展開するなど、実に様々なハワイアンスタイルが楽しめるブランドだ。好きな服を着ることがストレスをためないコツのひとつ、きっと気持ちが豊かになるだろう。ハワイアンシャツを着るという大きな喜びを感じて頂ければと… さぁ、裸足になって楽しもう!